そのリフォーム、果たして本当に必要ですか?
ゼロから学ぶリフォーム講座 No.3
住まいの足軽隊、森です。
初回と第二回では、住宅とは?みたいな内容を書いてきました。
今回は、もちろんリフォームの内容に関してですが、リフォームをする前に考えてほしいことについて書いていきます。
モノが溢れている
あなたの家、モノたくさんありますよね?笑
私は、大学時代に起業した際、古物商を取ってリサイクル業をしていました。
その際に様々な方の家の「モノ」をみてきたのですが、どの家もモノで溢れかえっているという印象が強いです。
1975年ごろからシステムキッチンが普及し始めたのですが、この頃から家電品が増え始め、今では毎年毎年、高スペックの「モノ」が多く流通しています。
(アメトークの家電芸人とかみてると、本当に進化はすごいですよね!)
私は、果たしてこの「モノ」は本当に必要なのかな?と思ったりもします。
そう、ここで改めて必要なのが、この「モノ」の整理だと思います。
リフォーム前に、まずは引き算で暮らしを考えてみましょう。
引き算で暮らしを考える
例えば、使っていない食器はありませんか?
それは、果たして使う日は来るのでしょうか。
箱から出したことすらないまま数年経っているのであれば、使う日はおそらく来ません。
いますぐにまずは、箱から出して、実物を目で見て、使わないなら近所のリサイクルショップなどに売りましょう。
過剰な食器も入りません。処分してしまいましょう。
食器に限らず、データ化できるモノはデータ化してクラウドに保存したり、見返さないモノは捨てる。
そうしてモノを減らすことが、大切だと思います。
もちろん何でもかんでも捨てろということではなく、捨てられないモノは改めて綺麗に整頓しなおす
とかをしてください。
これは、リフォームをする時は新築と違って、
今までの生活を踏まえた上で判断をするからです。
もちろん、足し算でリフォームを考えることもできます。
しかし、引き算をして考えていく方が、家族それぞれの暮らし方が見えてくるのです。
必要のないものを処分すれば、本当に必要なモノの量が分かり、例えば収納スペースに関しての設備の選択も非常に効率的、能率的に決められます。
まとめ
ライフステージによって、必要なモノって変わってきますよね。
今必要なモノが10年後も必要かどうかは、はっきりとは分かりませんが想像はできます。
【我が家】が10年後もきっとそこに存在するので、どんな我が家でいて欲しいかを考えながら、計画していくのが何より、楽しいですよね!
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