日本の住まいに関する知識 〜どれくらい知ってますか?〜
ゼロから学ぶリフォーム講座 No.1
住まいの足軽隊、森です。
私は、リフォームを全く知らない人が悪徳リフォーム業者に騙されるなんてのは絶対にあってはならないことだと思っています。(最近は減ってきましたが。)
そこで、お客様自身が少しでも知識をつけていくことが大切なことだと思い、ブログを通して情報や知識をご提供していこうと思っています。
時折、私のジョークも交えながら、きっちりとお客様自身が【我が家】に関して勉強していけるように、更新していきますので、
•これからリフォームを検討している人
•新築住宅、中古住宅を買った人
•親へのプレゼントでリフォームしたい人
などが読んでほしい人です。
今回は、日本の住宅•住まいに関しての内容です。
今回は、日常的な話とはずれますが、知ってると面白い内容となっています。
最後まで読んでも5分くらいなので、ぜひ読んでみてください♪
「開放」と「閉鎖」
日本列島は、縦長です。
なので、地域によって気候に差があります。
(北海道と沖縄、全然違うよね!)
日本の住まいの特徴は、
外部と内部の境界が曖昧である
ということです。
アメリカでは、窓は
外と内の風穴(window)
という考え方ですが、
日本では、
外と内の空間を仕切る「間の戸」(間戸)
という概念です。
つまり、日本の間戸(まど)は一部を開放することで限られた空間に広がりを持たせ、機能を限定しない多用途な空間を生み出すということです。
夏は開いて風通しを良くして、
冬は閉じて寒さをしのぐ。
日本の気候に応じた考えられた作りになっているんです。
現代の家は?
あなたの住んでいる家と比較しながら読んでみてください。
現代の家は一般的には南がわの開口部を大きく、北側の開口部を小さくしています。
特に地域特性はありません。
あなたの住んでいる地域は、どのような気候の特性があるでしょうか?
弊社がある宮城県、東北は雪が降る特性もさながら、海側では塩害も気にしたりします。
仙台市でも西側と東側で雪の降る量はだいぶ違ってきます。
リフォームの際は、あらためてあなたが住む自然環境や地域の特性を考えてみたほうが良いと思います。
まとめ
最近は中古住宅を購入して、リフォーム、リノベをするって人が増えてますよね。
トイレだけ、ユニットバスだけ
みたいなリフォームだとあまり関係ないかもしれませんが、
キッチンの入れ替えとかのリフォームだと間取りを少し変更
なんてこともあります。
外壁とかも、地域によって考えないといけないですよね。
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