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地震被害が大きかった多賀城の戸建てを綺麗に補修&リフォームしました!

多賀城市にある戸建て住宅リフォーム

 

どうも、住まいの足軽隊、森です。

 

今年の3月頃に1本の電話が…….

 

「雨漏りがかれこれ10年くらいしてて……」

 

え!?今、なんとっ!?

そうです、今回ご紹介していくのは、雨漏り歴10年以上のベテラン選手です。笑

 


地震保険と火災保険入ってるけど、よくわからない

 

お電話を頂いてから最初にお伺いしてお会いした際に、お客様からそう言われました。

結構多いですよね。

私は保険業を募集人(営業マン)としてもやっていたので、多少のアドバイスができます。

 

宮城県は3月に割と大きな地震が2発くらいあって、私が最初にお客様のご自宅のリビングに入った際、すぐに気付きました。

(この家の床、めっちゃナナメってる…..)

ということに。汗

 

そして、お客様は雨漏れ状況を丁寧にご説明していただき、ひと段落したところで、

「予算は30万円くらいなの。雨漏れを直したいと思っているだけなの。」

とおっしゃいました。

 

私は、お客様のご要望をしっかりと理解した上で、火災保険や地震保険に関するアドバイスをさせていただきました。

「こちらの家の場合は、地震保険はもちろん、

 火災保険でも適用になる可能性があります。

 しっかりと保険を活用できるのであれば、

 修理時のご予算も見えますので、

 お手伝いさせていただきますので申請してみましょう!」

 

とご説明すると、お客様も信頼していただき、保険申請から行う形となりました。

 


火災保険で約90万円、地震保険で300万円

私が初見で判断したのは間違いではなく、

地震保険の鑑定人さんがいらした際に、

レベル(水平)を確かめると

基礎からかなり歪みが生じていました。

 

玄関から屋根に最初に登った際の写真ですが、

屋根に登るとなぜか屋根材が

ふわふわしていて柔らかい状態でした。

 

これが実は、大きな改修への始まりだったのです…….


工事内容を決める段階で

保険金が着金して、予算は十分ということで、お客様は

「しっかり治したいから、

 森さんに全て一任するからお願いします。」

とおっしゃっていただきました。

 

私はお客様が安心して生活できるように、

雨漏り修理

玄関の屋根のふわふわになっているところの修理

 

をまず筆頭に見積もりと提案書を作り始めました。

 

そして、実際に着工し始めて、

様々な事実が明らかになっていくのです。

 


アリを頭からかぶるという初体験

[あなたは、アリの大群を頭から被ったことはありますか?笑]

 

まず、着工したのが玄関です。

鉄の柱が1本で屋根の隅を

支えている構造でしたが、

なんとその鉄の柱がボロッボロに

なっていて、全く昨日していないんです。

 

素手で撤去できました。

 

小1の女の子でも簡単に取れるくらいの

ぼろぼろさになっていました。

 

実は、この部分の雨樋もうまく機能しておらず、

このちょうど上の屋根も棟から雨漏れしていたのです。

まずは、ジャッキアップして、仮柱をたてました。

既に数cm上げましたので、かなり屋根が傾いていました。

そして、玄関周りの外壁材を撤去していきます。

軒天井も3枚剥がしました。

モルタルの外壁材を剥がしていき、玄関がみるみる裸になっていきます。

 

実は、この柱がもともとあった部分を拡大すると、

あれれ、なんだかスッカスカになってるよぉぉ〜

ってことで、外壁を剥いていくことにしたんですよね。

これ、パッとみてわかりました。アリさんが頑張って巣を作っているということに。汗

 

ってことで、大工と話していて天井を剥いた瞬間に、ガバッとありの大群を我が身で受け止めたのです。

とてもいい経験でした。

ハムナプトラを想起させましたね。汗

だいぶぼろぼろになっていて、屋根に登った時にふわふわしていたのは、アリさんのせいだということがわかりましたね。

原因がわかればこっちのものです。

しっかりとした柱を組み直していきます。

しっかりと見えないところの作業も細かく、いい仕事をしている大工の大沼さん。

さすがです。

ちょっと足場がかかっている写真ですが、

新しい外壁材を貼って、めっちゃおしゃれに仕上げました。

ここでちゃんと見ている人は気付きましたかね。

柱もちゃんとかっこよく仕上がっていることに!

そうです、ボロッボロの柱は土台からきちんと打ち付けて作ってます。

 

 

 

 


足場を建てて、外壁補修&塗装、そして屋根工事

 

雨漏れ箇所は全部で3つ。

1軒で3つってのは流石に私も初めてです。

 

屋根の棟板金のところから漏れているのが明確にわかっていました。

ガバガバになっていてズブズブに濡れてました。

 

今回は、

屋根の雨漏りを絶対に止めたいので、

少々費用はかかりますが、

【カバー工法】という施工方法を選択しました。

もともとある屋根の上に金属の屋根を被せていく(カバーしていく)方法です。

 

弊社では、より確実に雨漏れを止めるために

•防水シートを再度全面に貼る

•板金加工を雑にしない

•放水チャックをする

など何重にも予防策を張って施工しました。

 

綺麗に粘着性の防水シートを敷き詰めていきます。

丁寧な作業が光る瞬間ですね。

これも屋根材を被せると見えなくなるところなんですが、こういうところの作業が何より大事にしたいところです。

そして、この上に新たな金属屋根を葺いていきます。

綺麗に屋根を葺き、雪止めをしっかりつけます。

いい感じいい感じ。

 

外壁も落ち着いた色に塗装しました。

お施主様の選んだ色で、ガラッと雰囲気が代わりこれまたおしゃれです。

屋根の色ともマッチしてますね。

 


雨樋付替え&破風板ガルバ巻き

火災保険が適用になった雨樋ですが、

今回は全面付け替えることにしました。

 

そして、実は雨樋がきっちり雨水を

集水していなかったところが

ちょいちょいあったので、

雨樋をくっつけいている木材の部分、

通称「破風」というところがこれまたぼろぼろになっていて、

雨樋を止める金具がくっつかない可能性がありました。

 

外壁と屋根が綺麗になったので、

雨樋と破風も綺麗にしていこうということで、

破風板をガルバリウムで

巻いていくという施工方法を今回実施しました。

 

 

これが巻いている途中の写真

半分まで巻いているのがわかりますね。

全部巻き終わると、

こんな感じで新築のような仕上がりになります。

かっちょいーーー!!

 


内装もやって欲しい

お客様は屋根や外壁が綺麗になり、とてもご満足していただけました。

そして、雨漏りを10年以上放置していた部屋、和室を綺麗にして欲しいと追加のご要望をいただきました。

よーし、ここまできたら全部綺麗にしていきましょう!!

 

10年ほど、雨の度にバケツをおいて対応していた部屋もまた、床に傾きがありました。

そして、なぜか電気は通っているのに付かないエアコン…..

なぜだ…….

 

まずは、部屋の砂壁の部分にボードを張っていきます。

ボードを貼るのと、押入れを一部壊して、部屋を広げる作戦も同時に進めています。

ボードが綺麗に貼られていきます。

このボードの上にクロスを貼るんですね。

和室の砂壁にはこの施工方法がよく使われます。

 

そしてここにきて私はあることに気づきました。

「あれ?柱もシミや日焼けが結構あるね。これ放置したら、仕上がり時に目立つんじゃね?」

と。

そうです。

天井も壁も床も綺麗にするのに、この柱をこのままにしたら、きっと後悔しちゃう……

お客様にお願いする形で、工期をもう1日延ばさせてもらい、塗装を作業に組み込みました。

 

濃いめの茶色を選び、塗装していきます。

ツヤがとても綺麗です。

 

そして、フローリングをしっかりと貼り、クロスを貼り仕上げていきました。

なんということでしょう!!

 

と思わず言ってしまいたくなりますね!

落ち着いた綺麗な部屋に、お客様もとてもお喜びいただきました。

 

床のフローリングは、部屋の端から端で3.5cm以上の勾配がついていましたが、平行を取るために下地をしっかり入れて仕上げました。

 

新品のエアコンも取り付けしました。

実はエアコンのパイプ周辺にコウモリのフンが大量に落ちていて、それがいたずらしていたみたいでした。

換気口が近くにあり、そこから入って巣を作っていた感じでした。

なので、換気口の穴を小さく塞ぎ、害虫防止処理を施しました。

 


工事を終えて

この現場ではかなり色々なことが起こりました。

お客様とある意味、二人三脚でリフォームを行いました。

実際、お客様のご協力なしでは完成まで至らなかったと思います。

 

そして、私を信頼してくれて施工方法も決めて頂いたことや、工期の調整を受け入れていただいたことなど、本当に感謝です。

全て終わって完了ということで、お茶をいただきながらお話しした際に

「森さんに任せて本当に良かった」

と言っていただいたお言葉は絶対に今後も忘れません。

 

本当にありがとうございました。

 

 

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