仙台市周辺で塗装やリフォーム工事の事なら!

お気軽にお電話かLINEでお問合せください。 0120-519-811 【受付】9:00〜19:00 年中無休

ブログ一覧


冬は外壁の凍害に気をつけて!症状と対策を解説

住まいの足軽隊です。
寒い冬、外壁にひび割れや塗装の剥がれなどが発生したら、それは外壁の凍害かもしれません。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、凍害は寒い季節に起きやすい外壁の劣化現象のひとつです。見た目がよくないだけでなく家全体の保護機能の低下につながるため、凍害が起きたら適切な対処が必要です。

今回は、外壁凍害の原因や症状について解説します。宮城県でもよくある冬の外壁トラブルなので、覚えておくといざというときに役立ちます!

外壁の凍害とは

凍害は外壁の劣化現象のひとつで、外壁内部に染み込んだ水分が凍結と融解を繰り返すことで発生します。小さなひび割れや塗膜の剥がれから始まりますが、放っておくと断熱性の低下やシロアリの発生、雨漏りなどが起きる原因になってしまいます。

特に、窯業系サイディングやコンクリートなど、吸水性のある外壁材でできた住宅は凍害のリスクが高いと言われています

凍害は、塗膜の劣化が原因で発生することが多いです。塗膜は塗料が乾燥してできる層のことで、建物を雨水や紫外線、風などから保護するはたらきがあります。

本来は雨水が外壁に染み込むのを防いでくれますが、塗膜は長年の風雨や紫外線にさらされることで劣化します。劣化によって内部に水が浸入しやすくなり、凍害が発生しやすい状態になってしまうのです

凍害は寒冷地だけでなく、真冬には全国各地で起きる可能性があります。寒くなる前に点検を行い、必要に応じて補修や塗装を行って備えておくことをおすすめします。

凍害による被害は、外壁の見た目の悪化にとどまりません。症状が小さいうちに対策を取ることで被害の拡大を防げますので、凍害のサインを見逃さないことが大切です!

外壁の凍害の症状

外壁の凍害で起きる3つの症状を解説します。気になる症状がないか、日頃から外壁の状態をチェックしておきましょう。

1. ひび割れ

凍害のひび割れの症状が出ている壁

ひび割れは凍害の初期に見られる症状で、気温が-2度以下で発生しやすくなります。ひびの入り方はうろこ状や地図状などさまざま。縦方向や横方向のひび割れは凍害の可能性が高く、外壁の継ぎ目や角の部分に集中して見られることもあります。

ひび割れの初期は小さく見逃してしまいがちですが、進行すると大きくなり、水が染み込みやすくなってしまいます。雨漏りや建物内部のダメージにつながるため、ひびが小さいうちに外壁塗装などで対処しましょう。

2. ポップアウト現象

凍害のポップアウト現象の症状が出ている壁

ポップアウト現象はコンクリートや窯業系サイディングの劣化のひとつで、表面が部分的に薄く剥がれる現象です。外壁内部の水分が凍結し膨張することで表面のコンクリートが押し上げられ、徐々にボロボロと剥がれ落ちてしまいます。

ポップアウト現象は長い期間の凍結・融解の繰り返しで引き起こされることが多く、見た目以上に外壁内部がダメージを受けているかもしれません。コンクリート表面に剥離の症状が見られた場合は専門業者に相談し、早めに外壁の状態を診断してもらうことをおすすめします。

3. スケーリング

凍害のスケーリングの症状が出ている壁

ポップアウト現象が進行し、外壁が広範囲で剥がれ落ちた状態をスケーリングといいます。ポップアウト現象同様に水分が凍結し膨張することが原因ですが、表面だけでなく内部まで剥離しているのが特徴です。

スケーリング現象は凍害が進行しているサインで、放置すると外壁の崩落につながる可能性があります。塗装や補修で対応できなくなると工事も大掛かりになり、費用も高くなってしまいます。小さなひび割れやポップアウト現象の段階で対処することが望ましいでしょう。

ご紹介した症状は、経年劣化や塗膜の劣化によっても起こるものです。必ずしも凍害が原因とは断言できませんが、いずれにしても外壁の劣化が進行していることは事実です。ご自宅の外壁に気になる点があれば、専門業者へのご相談をおすすめします。

外壁の凍害を防ぐポイント

外壁の専門業者とお客さん

外壁の凍害には、適切な予防対策が重要です。外壁の構造や素材、気候条件などを考慮した総合的な対策をとりましょう。

1. 適切な外壁塗装を行う

外壁塗装は外壁を保護し、凍害を防ぐ上で非常に重要な役割を果たします。高品質な塗料を選び定期的に塗り替えることで、外壁の防水性や耐久性を高め、凍害のリスクを低減することができます。凍害に強い塗料を選ぶことも効果的です。

2. 定期的に点検・メンテナンスを行う

凍害を防ぐためには、専門業者による定期的な点検が不可欠です。プロに任せることで、凍害を含めた外壁全体の劣化を早期発見でき、症状が進む前に対処することができます。点検の頻度は、1年に一度が目安。専門家の診断に基づいた適切な補修を行うことで、建物の寿命を延ばすことができるでしょう。

3. 建物の断熱性能を高める

建物の断熱性能を高めることで、室内外の温度差を小さくし、結露の発生を抑えることができます。結露は、凍害の原因となる水分を発生させるため、断熱性能の向上は凍害防止に有効です。

まとめ:凍害を防ぐために、定期的に外壁の点検を!

外壁の凍害は、建物の寿命を縮めるだけでなく、雨漏りやシロアリ被害などさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。ひび割れやポップアウト現象、スケーリング現象などの症状が見られた場合は専門業者に相談し、早急に点検・補修を行いましょう。

また、事前に凍害を防ぐことも重要です。定期的に外壁の点検を行い、適切な時期に塗り替えを行いましょう。冬を迎える前に点検を済ませておくと安心ですね!


住まいの足軽隊には、外壁のプロである外壁診断士が在籍しております。
豊富な知識と施工実績をもとに、外壁のどんな不安も解決いたします。ご相談やお見積りは無料ですので、お気軽にお問合せください!

お客様の声施工事例もぜひご覧くださいませ。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 住まいの足軽隊 合同会社E.S.ファースト. All rights Reserved.