リフォームで損しない!プロが教える値引き交渉のポイント
住まいの足軽隊です。
リフォームは高い買い物です。予算内で理想のリフォームを叶えるために、「値引き交渉してみようかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、値引き交渉を成功させるためのポイントをリフォーム業者目線で解説します。
交渉で失敗しないための注意点もご紹介しますので、リフォームを考えている方は必見です!
そもそもリフォームの値引き交渉はしてもいい?

「そもそも、リフォームの値引き交渉はしていいのかな?」というのは、多くの方が抱く疑問ではないでしょうか。
結論から言えば、値引き交渉自体は決してタブーではありません。私たちプロも、お客様の予算や要望にできる限り応えたいと考えています。
しかし、ただ「安くしてほしい」と伝えるだけではなかなか成功しません。値引き交渉を成功させるためには、適切なタイミング、方法、そしてリフォーム業者との信頼関係が不可欠です。
重要なのは、お互いが納得できる形で交渉を進めること。無理な値引き交渉を行うと、手抜き工事や質の低下につながるリスクが高くなります。
大幅な値引きによって材料費や人件費を削減せざるを得なくなり、結果としてお客様の満足度を下げてしまうこともあるのです。
リフォームの値引き交渉のポイント

リフォームの値引交渉は、ただ闇雲にすればいいというものではありません。交渉を成功させるためには、以下の3つのポイントをおさえることが大切です。
①閑散期に依頼する
②相見積もりサイトを使わない
③金額をそのままに、内容をグレードアップ
① 閑散期に依頼する
どのようなリフォーム業者にも、必ず繁忙期と閑散期があります。
閑散期は職人の手が空いている状況なので、各業者は顧客獲得に力を入れます。そのため、通常に比べて値引き交渉が成功しやすくなることが期待できます。
工事時期を業者のスケジュールに合わせることで人件費や材料費の削減につながり、そのぶん値引き交渉に応じてもらいやすくなるのです。
また、閑散期の工事には、時間をかけて打ち合わせがしやすい、腕がある職人さんを確保しやすいといった費用面以外のメリットもあります。調整できるのであれば、ぜひ閑散期のリフォームを検討してみてください。
具体的な閑散期についてはお住いの地域やリフォームしたい箇所によって異なりますが、一般的に、天候が安定しない1~2月と7~8月は問い合わせが少なくなる傾向にあります。
②相見積もりサイトを使わない
複数の業者から手軽に見積もりを取れる「相見積もりサイト」は便利ですが、使い方には注意が必要です。
なぜなら、サイトを通して見積もりを依頼した場合、リフォーム業者はサイトに紹介料や登録料を支払うのが一般的です。その紹介料のぶんがお客様の工事費用に上乗せされ、値下げ交渉もしにくくなる可能性があるのです。
理想的なのは、サイトを通さずに気になる業者に直接連絡を取り、じっくり話を聞くこと。直接やり取りすることで信頼関係が生まれ、値引き交渉にも応じてもらいやすくなります。
③金額をそのままに、内容をグレードアップ
値引き交渉が難航した場合でも、諦める必要はありません。見積もりの金額のまま、リフォーム内容をグレードアップしてもらうという交渉術があります。
たとえば、「引き戸が良かったけど、諦めて折れ戸にした」「新しく暖房換気扇を付けたかったけど我慢しよう」など、予算の都合で希望の設備を諦めてしまうことはありますよね。
そんなときは、見積もりができた段階で「同じ金額で、この設備はつけられないか」など、内容のグレードアップについて交渉してみましょう。
値引きが難しくても、可能な範囲でのグレードアップなら対応してくれる場合があります。
多くのリフォーム業者は、できるだけお客様のご要望を叶えたいと考えています。自分の中で諦めてしまっていた要望も、遠慮せずに伝えてみましょう!
リフォームの値引き交渉に関する注意点

リフォームの値引き交渉を成功させるためには、いくつかの注意点があります。
まず、大幅な値引きは期待しないことです。過度な値引きは手抜き工事や材料の質の低下を招く可能性があり、結果的に損をしてしまうことになりかねません。
次に、リフォーム業者との信頼関係を築くこと。会ってすぐや、まだお互いの情報を知らないうちに値引き交渉をしてもうまくいかない可能性があります。
まずはリフォームをしたい事情や優先順位を伝えるなどコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことが大切です。お客様からの要望も伝えやすく、値引き交渉もスムーズに進むでしょう。
無理な値下げは工事の質を下げるリスクがあり、お客様にも業者側にもいいことはありません。また、値引き額だけで業者を選ばないようにしましょう。
まとめ
リフォームの値引き交渉について解説しました。必ずしも値引きしてもらえるわけではありませんが、ご紹介したポイントと注意点をおさえて、成功の確率を上げましょう。
また、無理な値下げ交渉を行わないことも大切です。
リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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