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もしかしてシロアリ?見逃せないサインとリフォームでできること

こんにちは!住まいの足軽隊です。
家の中で小さな羽アリに出会ったり、床を踏んだ時に「あれ?きしむかな?」と感じることはありませんか?

それらの異変、実はシロアリのサインかもしれません!

シロアリは私たちの大切な住まいを内側から静かにむしばみ、気づかないうちに深刻な被害をもたらすことがあります。

今回はご自宅で簡単にチェックできる「シロアリ被害のサイン」と「被害が広がる前にできるリフォーム」について、私たちリフォームのプロがわかりやすく解説します。どうぞ最後までご覧ください。

放置は危険!シロアリが住まいに与える深刻な影響

シロアリを「たかが虫」と軽く見てはいけません。シロアリは大切な住まいの基礎を揺るがすほど、大きな被害をもたらす可能性があるんです。

シロアリは木材を主食とするため、床下の土台や柱、壁の内部といった普段見えない構造材を食い荒らしてしまいます。その結果、木材はスカスカになり、家の耐久性は著しく低下してしまうでしょう。

建物の骨組みが弱まれば本来の強度を保てなくなり、地震などの揺れに対する耐性が失われてしまいます。最悪の場合、大規模な地震が発生した際に倒壊のリスクを高めることにもつながるのです。

さらに、シロアリは湿気を好みます。その活動によって被害箇所から湿気が広がり、カビの発生を促進。お部屋の空気が悪くなったり、カビ臭いにおいがするようになったりすることも。

何より厄介なのは、被害が壁の中や床下といった目に見えない場所で静かに進行する点です。目に見えるサインが現れた時には、すでにかなり被害が進行しているケースも少なくないのです。

これが出たら要注意!シロアリ被害のサイン

「もしかしたら?」と感じたら、まずは以下のサインをご自宅で確認してみてください。ひとつでも当てはまるものがあれば、専門家への相談を強くおすすめします

・特に春から夏にかけて注意!羽アリの大量発生

暖かくなる春から夏(4月~7月頃)にかけて、ご自宅の周辺や室内で羽アリを大量に見かけたら、それはシロアリである可能性が高いです。

羽アリが部屋の窓際や玄関、お風呂場などで大量に発生している場合は特に、注意が必要です。

黒っぽい小さなアリ(クロアリ)の羽アリと間違えやすいのですが、シロアリの羽アリは、体のくびれがなく寸胴で、4枚の羽がほぼ同じ長さであるという特徴があります。クロアリは羽が体の後ろにあり、前後の羽の長さが違います。よく見てみてくださいね。

羽アリが飛び去った後に窓のサッシや床に羽だけが大量に落ちている場合も、シロアリがそこから飛び立った確実なサインです。

・土でできたトンネル「蟻道(ぎどう)」の発見

ご自宅の基礎部分や壁、柱、床下などで、土でできた細いトンネル状の道を見つけたら、シロアリが活動している決定的な証拠です。

シロアリは光や乾燥を嫌うため、自分たちの体を守りながら移動するためにこの「蟻道」を作ります。見つけたら絶対に触らず、そのままの状態にして専門家に見せることが重要です。

・家から変な音が?木材の変色や異音

柱や壁を軽く叩いた時に、空洞のような「ポコポコ」という音がする、あるいは普段はしない「ギシギシ」といったきしみ音がする場合も要注意です。これは、内部の木材がシロアリに食い荒らされているサインかもしれません。

また、木材が湿っているように見えたり、以前より変色していたりする場合も、シロアリの活動によって湿気が高まっている可能性があります。

・床が沈むような感じ、ひび割れ、隙間

特定の場所の床を踏むと、以前より沈む感じがしたり、フワフワするような感触がある場合も、床下の木材がシロアリ被害を受けているサインかもしれません。

また、壁や柱の表面に原因不明のひび割れや隙間が生じている場合も、内部の木材が食われていることで表面に影響が出ている可能性があります。

ほかにも、過去に水漏れや雨漏りがあった場所も要注意です。木材が湿りやすく、シロアリを誘引しやすい環境になります。以前のトラブル箇所に再度注意を払ってみてください。

サインを見つけたらどうする?被害が広がる前にできるリフォーム

上記のサインに一つでも当てはまるものを見つけたら、慌てずに、しかし迅速に対応しましょう。

・まずはプロの専門業者に相談する

ご自身で無理にシロアリを触ったり殺虫剤をかけたり、駆除しようとしないでください。これはシロアリを刺激して別の場所に逃がしてしまい、被害をさらに広げてしまう可能性があるからです。

まずは、シロアリ駆除の専門業者、またはシロアリ対策に詳しいリフォーム会社にすぐに連絡しましょう。現地調査でどんな状況か確認してもらうことが大切です。

・駆除後の被害箇所のリフォームで住まいを強くする!

シロアリを駆除しただけでは、食い荒らされてスカスカになった木材の強度が元に戻ることはありません。

安心・安全な住まいを取り戻すためには、被害の状況に応じた適切な補修・補強工事(リフォーム)が必要です。

リフォーム例内容
土台や柱の交換・補強シロアリに食われた土台や柱を新しいものに交換したり、
強度を増すための補強を行います。
床の張り替え・補強床下の被害が進行している場合、床材を剥がして下地から
補修・補強し、新しい床に張り替えます。
耐震性を考慮した
構造補強リフォーム
シロアリ被害によって弱った建物の耐震性を
回復・向上させるための専門的な補強工事も検討します。

特に構造補強リフォームは、宮城県をはじめとする地震の多い地域では特に重要なポイントです!

二度と被害に遭わないために!再発防止のためのリフォーム

駆除と補修で現在の被害を食い止めることはもちろん大切ですが、それだけでは安心できません。シロアリ被害に二度と遭わないためには、再発を防ぐための予防策を講じることも大事です。

・床下の防湿対策

床下に湿気がこもると、シロアリが好む環境を作ってしまいます。そこで、地面からの湿気を防ぐために防湿シートを敷いたり、効率的に空気を循環させるための床下換気扇を設置したりするリフォームが有効です。

湿気を取り除くことで、シロアリが住みつきにくい環境を作れます。

・通気口の確保

基礎部分の通気口が物で塞がれていたり、数が少なかったりすると、床下の空気が滞留して湿気がこもってしまいます。

通気口を新設したり増設したりすることで、床下の空気の流れを改善しましょう。シロアリが嫌う乾燥した状態を保てます。

・基礎の補修

基礎にひび割れなどがあると、シロアリにとって絶好の侵入経路となってしまいます。小さなひび割れでも見逃さず、専門的な技術でしっかりと補修してもらいましょう。

シロアリの侵入を防ぎ、住まいの耐久性も高めることにつながります。

・シロアリに強い建材への交換

シロアリ被害を受けやすい箇所や、一度被害があった場所には、シロアリが嫌がる成分が処理された防蟻(ぼうぎ)処理木材への交換も有効です。

建材そのものがシロアリへの抵抗力を持ち、長期的な安心感が得られるでしょう。

宮城県でシロアリ対策・リフォームなら住まいの足軽隊へ!

シロアリ被害は早期発見と対応が重要です。ご自宅でサインを見つけたり、少しでも不安を感じたりしたら、住まいの足軽隊にお気軽にご相談ください!

私たちは宮城県の気候や住宅事情を熟知したリフォームのプロです。無料の現地調査から駆除業者連携、そして住まいを強くするリフォームまで一貫してサポートいたします!安心で快適な暮らしのため、ぜひお問合せくださいませ。

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