住まいの足軽隊です。近年、静かな住宅街や農村部でも空き巣や侵入被害のニュースを耳にする機会が増えていますね。

「うちは大丈夫」と思っていても、いつの間にかターゲットになってしまうケースも少なくありません。

そんな中で注目されているのが防犯リフォームです。

なぜ今、防犯リフォームが注目されているのか

警察庁の統計によると、住宅への侵入窃盗件数は全国的には減少傾向にありますが、依然として一定数の被害が発生しています。

宮城県でも空き巣や忍び込みといった被害が年に数百件報告されており、特に窓や玄関からの侵入が多いようです。

空き巣は侵入に5分以上かかると諦めるとも言われているため、「侵入しにくい家」にすることが最大の防犯対策といえるでしょう。

鍵やガラスの強化といった、ちょっとした工夫でも防犯性能を大きく高められます。

防犯リフォームでできる対策とは

防犯リフォームといっても、その内容はさまざまです。

まずは効果的な3つの方法を見ていきましょう。

窓や玄関ドアの防犯性を高める

侵入犯が最も狙うのが「窓」と「玄関」です。

窓ガラスを防犯ガラスに交換したり、内側に補助錠を追加することで、侵入までの時間を大幅に延ばせます。

玄関ドアの場合は、ピッキングに強いディンプルキーへの交換や、ドアごとのリフォームも有効。最近では、リモコンやスマホで施解錠できるスマートロックも人気があります。

外回りの防犯リフォーム

敷地内に侵入されにくくするためには、外構（エクステリア）の工夫も欠かせません。

夜間の侵入を防ぐには、人感センサー付きライトや防犯カメラの設置が効果的。背の高い植木やブロック塀の影は、侵入者の隠れ場所になることもあるため注意が必要です。

室内の防犯にもつながる工夫

インターホンをモニター付きに交換すれば、玄関先の様子を室内から確認できます。

また、留守中でもスマホで映像を確認できるタイプを選べば、旅行中や仕事中でも安心。セキュリティシステムの導入も、最近は低コストで始められるものが増えています。

防犯リフォームの費用目安

リフォームの内容によって費用は大きく変わります。以下は一般的な目安です。

• 防犯ガラスへの交換：2〜5万円／1カ所
• 玄関ドアの交換：20〜40万円程度
• センサーライトの設置：1〜3万円
• 防犯カメラの設置：5〜10万円〜

工事の規模や商品グレードによって前後しますが、一部の窓だけ防犯ガラスにするといった部分的な施工も可能です。

費用を抑えたい場合は、「防犯性能の高いフィルムを貼る」「鍵のみ交換する」といった方法もあります。

また、自治体によっては防犯設備の設置に助成金を出しているところもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

防犯リフォームを成功させるポイント

防犯リフォームを行う際は、次の3点を意識すると失敗が少なくなります。

1. 家全体のバランスを考える

空き巣は「入りやすい場所」を見抜くのが得意。窓だけ・玄関だけを強化しても、別の弱点から侵入されるおそれがあります。

そのため、玄関・勝手口・窓・塀など、家全体を見渡して対策を考えることが大切です。

プロによる現地調査を受ければ、自分では気づけない盲点を指摘してもらえるでしょう。

2. デザインとの調和も大切

防犯性を高めるリフォームというと重厚で存在感たっぷりな印象を持たれがちですが、最近はデザイン性の高い製品も増えています。

たとえば防犯ガラスや面格子にもスタイリッシュなタイプがあり、外観を損なわずに防犯性をアップできます。

せっかくのリフォームですから、「安心」と「見た目の美しさ」の両立を目指したいですね。

プロの提案を活かす

防犯リフォームは、建物の構造や立地条件によって最適な方法が違ってきます。

たとえば、道路に面した家と住宅街の奥まった家では重点を置くポイントが異なるのです。

地域の施工実績が豊富なリフォーム会社なら、防犯性能はもちろん、暮らしやすさにも配慮した提案が受けられるでしょう。

自分だけで判断せず、まずは身近な専門家に相談してみてくださいね。

まずは無料相談で「安心できる家づくり」を！

防犯リフォームは、「今の家の状態を知ること」から始まります。

「どこにどんなリスクがあるのか」「どんな方法が効果的なのか」は、専門家の目で確認するのが一番確実です。

弊社住まいの足軽隊では、無料の現地調査とお見積もりを行っております。

費用の目安や工事の流れなども丁寧にご説明しますので、「話だけでも聞いてみたい」という方もお気軽にご相談ください！

お客様の声や施工事例もぜひご覧くださいませ。