エアコンの寿命を1年でも長くする方法
住まいの足軽隊、森です。
今回はエアコンの寿命に関することを書いていきたいと思います。
家電として、エアコンを使う
あなたはエアコンを1年間のうち、何日間使いますか?
夏場だけですか?
それとも冬場にも使いますか?
最近では冬場に石油系ストーブ、ファンヒーターを使うことが部屋の空気汚染を促進するといったことが海外では周知の事実のようで、冬場でもエアコンを使うことがスタンダードになってきているそうです。
私個人としてはペットを飼っているので、年中エアコンを可動しているのですが、そういった人も増えてきている印象です。
また、夏場にエアコンを使わないことは今では命の危険があるので、生活必需家電といっても差し支えないと思います。
そう、エアコンは家電です。
家電なので、当然寿命があります。
その寿命はエアコン本体に
【標準使用期間】
のような表記で記載されています。
大体7〜10年と記載されていることが多いです。
エアコンの【標準使用期間】って?
それでは、
「私の家のエアコンは2010年製造と記載してあるから、10年経っているからもう買い換えなければいけないのかしら」
というような疑問を持つ方は多いと思います。
これに対しての私の基本的な回答は、
「はい、買い換えた方がいいです。」
とお答えしています。
前述した通り、エアコンの使用頻度によって、同じメーカー、機種のエアコンでも劣化具合は変わってきます。
パーツも摩耗しますし、プラスチック部分にヒビが入ることもザラです。
10年間エアコンの分解クリーニングをしていないのであれば、尚更、内部の汚れも酷くなっていることでしょう。
何より、故障した際の修理が面倒になることがほとんどです。
弊社でのクリーニングでもそうですが、製造から10年経過しているようなエアコンは古いため補償などをつけることができません。
電気系統やモーター類の故障では、パーツがすでに販売中止になって手に入らないこともあります。
エアコンの買い替えのタイミング
それじゃあ、エアコンはいつ買い換えた方がいいの?
という疑問が湧いてくると思います。
これに対しては、今付いているエアコンの製造年と睨めっこで決めて欲しいというのが正直な回答なのですが、決定的なのが以下のタイミングです。
・引っ越す時
→引っ越すときにエアコンを取り外して、新しい家に付けるのは基本的にやめた方がいいです。
これは一番声を大にしてのアドバイスです。取り外しの際にガスが抜ける可能性があり、取り付けの際にも接続部分の設置の噛み合わせに新品の銅管などを使わなければガスが早ければ1年でなくなることもあります。
・製造年から10年以上経っている時
→いつ壊れてもおかしくはない&汚れが溜まりまくっている家電を使うのは衛生上良くないです。
ちなみに、1年で数日間しか使わないから汚れてないと思っている方が意外に多いのですが、全くもってそんなことはありません。
・どこかリフォームする時
→ついでに一緒にやるのがいいです。
・修理で15,000円以上かかる時
→新品を取り付けても弊社の場合でも6万円くらいあれば取り付けができます。
・親孝行したいとき
→エアコン、親にプレゼントしたら、多分、喜びますよ、多分。
是非とも皆様、参考にしてみてください。
弊社でもエアコンの買い替えご相談承っております。
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