外壁の各部材の名称を知ろう!〜外壁塗装前に〜
住まいの足軽隊、森です。
今は12月で雪も積もったりしてきました。
雪が積もったり雨が降ると、塗装工事はできないのでこの時期は業者さんは暇なことが多いです。
さて、今回は、冬を超えた後、春あたりから外壁塗装をしようかな?なんて考えている方に向けた、お勉強シリーズです。
(勝手にシリーズ化してます。笑)
悪徳リフォーム会社にやられない為に、お客様が最低限の知識をつける。
そんな為に、自分の住んでいる家について学んでいきましょう!
これだけは知っておこう!という内容なので、難しくないです^^
目地
これは絶対知っておくべき部位。
目地。
壁と壁のつなぎ目、窓がついているところの壁とのつなぎ目に押すと柔らかいゴムみたいなものがありますよね。
これ、目地。
目地は劣化してくるとひび割れてきたり、取れたりしちゃいます。
そこから水の侵入 というのは定番のチェックポイントとなります。
工事としては、この目地シーリングを「打ち増し」か「打ち替え」をするのが一般的です。
目地の劣化は簡単にすぐできるので、自分でみてみるのもアリですね。
水切り
壁と基礎のコンクリの間にある、金属製の板です。
この水切りは隙間から中に水が入らないようにする役割。
外壁塗装するときは、この水切りも錆び止めを塗ってもらうようにしたほうがいいです。
雨水で錆びちゃうからね。
破風(はふ)
めちゃ専門用語!
破風は、画像でみて欲しいのですけども。
破風なんて単語はまぁ日常生活では使わないですよね。
だからこそ、我が家を外壁塗装をする人は知っておいたほうがいい。
知らないものにお金払うのって、僕もそうですけどなんか嫌ですよね?
破風もまた、雨水の侵入を防ぐ部分なのですけども、破風がどこかを知っていると、現地調査にきた人とも話が通じてスムーズだと思います。
軒天井
軒天とも言います。
軒天井は、普段雨水は当たらない場所です。
なので、「あんまりメンテナンスいらないんじゃないの?」って思ったりもしますが、実は軒天井は湿気が溜まりやすいです。
構造上仕方ないことなのだとは思いますけども、なかなか直接雨に当たったり日に当たったりしないので、劣化してることに気づきにくいかもしれません。
しかし、この軒天井からの家の劣化、腐食が進んでしまうことがあるので、外壁塗装ではほぼ必ず軒天井も行っています。
大体どこの業者さんもやってると思います。
それは、軒天井の重要性を皆、認識しているからだと思います。
まとめ
あまり多くを解説しても難しいので、とりあえず4つ、ほんとに最低限の知識として解説しました。
別にリフォーム業界で、悪い業者が目立って多いと私は思っていません。
私自身の経験としては、どんな業界でも一定数の悪徳業者は存在します。
今、私はこのリフォーム業界に身を置いていますが、協力業者様や職人さんたちは皆、誠実で仕事にきちんと向き合っている方ばかりです。
しかし、お客様の中には、過去業者にぼったくられていたりする人はやはりいます。
これからの時代!なんてダサい表現はしたくないですが、お客様自身がきちんと知識を身につけていて、その上でサービスを受けるというのは当たり前だと私は思っています。
(もちろん、分からないよって方は遠慮なく聞いてくださいね。)
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