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室外機の「熱風トラブル」|ご近所への影響と、後からでもできる対策

住まいの足軽隊です。
エアコンは今や暮らしに欠かせない設備ですが、「室外機の熱風がご近所トラブルの原因になっている」ケースは実は少なくありません。

住宅同士の距離が近い環境では、室外機から出る熱風が隣家のベランダや窓付近に直接当たってしまうことも……。

「暑くて窓が開けられない」「植物が枯れてしまった」など、気づかないうちに周囲へ負担をかけている場合があるのです。

この記事では、室外機の熱風によるトラブルと、設置後でも無理なく取り入れられる対策をわかりやすく解説します!

室外機の熱風で起こりやすいトラブル

室外機は「屋外に置いてあるだけ」の設備のため、風の向きや設置場所まで意識されにくい存在です。

しかし実際には、設置状況や周辺環境によって、暮らしのストレスだけでなく、ご近所とのトラブルにつながることもあります。

ここでは、現場でよく見られる3つのケースを紹介します。

トラブル①ご近所への熱風で気まずくなる

冷房運転中、室外機は室内の熱を外へ逃がすため、吹き出し口から温かい風を排出します。

その熱風が隣家の通路・窓・ベランダ・庭先などに向かってしまい、体感的に「暑い」「不快」と感じさせてしまうことがあります。

特に住宅同士の距離が近い立地では、室外機の風がそのまま隣地へ流れ込んでしまうことも。お隣さんから指摘されて初めて気づくケースも少なくありません。

トラブル②植物が弱る・枯れる

室外機の熱風は、植物にも大きな負担を与えます。

隣家の庭木やベランダの鉢植えに風が当たり続けると、強い熱と乾燥によって葉が傷み、枯れてしまう原因になることも。

特に影響を受けやすいのが、鉢植えや小さな植栽です。

「夏になると特定の場所だけ植物の元気がなくなる」という場合、近くの室外機の風が原因になっている可能性も考えられます。

トラブル③ご近所のベランダ・通路が使いづらくなる

室外機の熱風は、ご近所の生活動線にも影響を与えてしまいます。

たとえば、隣家のベランダや勝手口、共用通路に向かって風が出ている場合。外に出るたびにムワッとした熱気を感じ、洗濯物を干しづらくなったり、長時間いられなくなったりすることもあるでしょう。

直接クレームを言われなくても、「言いにくいから我慢している」といった小さな不満が積み重なっているケースも珍しくありません。

自宅側では気づきにくいポイントだからこそ、一度、冷房運転中に室外機の風がどこへ向いているかを確認しておくことが大切です。

「気のせいかな」と思って放置していると、夏本番に一気にトラブルが表面化しがちです。ご近所の窓・通路・植栽に熱風が当たっていないか、冷房運転中に一度だけでもチェックしてみてくださいね。

原因は「風の直撃」と「熱のこもり」

室外機のトラブルは、機械そのものよりも「置き場の条件」や「周囲の環境」が原因で起きているケースがほとんどです。

特に影響が出やすいのは次の3つのポイントです。

原因①住宅密集地は“逃げ場”が少ない

室外機の前に壁やフェンスが近い、ベランダが狭い、隣家との距離が短い……こうした条件が重なると排気された風がうまく拡散できず、熱風が一方向に強く流れやすくなります

その結果、隣家のベランダや通路に熱風が直撃し、「暑い」「不快」と感じさせてしまいます。

原因②対策のつもりが逆効果になることも

「目隠しになるから」「見た目が気になるから」と、板や囲いで覆っている室外機をよく見かけます。

しかし、囲い方によっては排気が抜けにくくなり、冷房の効きが落ちたり、運転音が大きくなったりする原因になってしまうことも。

とくに吹き出し口に近づけすぎたり、面積の大きいパネルで囲ったりすると、風の通り道が狭くなり、熱がこもりやすくなります。

対策の基本は「塞ぐ」ことではなく、風を逃がすこと。まずは室外機の前方や周囲に、十分な空きスペースがあるかを確認しましょう。

原因③設置後に環境が変わっている

見落とされがちなのが、設置後に周囲の環境が変わっているケースです。

・後からフェンスや物置を設置した
・隣家が建て替わり、距離が近くなった
・植栽が成長して風の通り道をふさいでいる

このように室外機自体は同じでも、周囲の変化によって熱風トラブルが起きやすくなることがあります。

「前は問題なかったのに、最近気になる」という場合は、室外機の周辺環境が変わっていないか、一度見直してみるのがおすすめです。

対策のつもりで室外機を囲いすぎると、熱がこもって効きが落ちることがあります。塞ぐより逃がす。まずは周囲の空きスペース確保が基本です。

後からでもできる対策|おすすめは「風向調整板」

室外機の位置そのものを変えるには配管や壁穴の調整が必要になり、費用面でもハードルが高くなりがちです。

そこで現実的な対策として検討しやすいのが、室外機から出る風の“向き”を変える方法です。

風向調整板で“風の向き”を変える

タカラ産業HPより引用:https://www.takaranet.co.jp/sl.html

風向調整板とは、室外機の前に取り付けて、吹き出す風の向きをコントロールする部材のこと。風向ガイドやルーバーと呼ばれることもあります。

熱風を上方向や横方向へ逃がすことで、隣地や通路、植物などに風が直接当たる状態をやわらげるのが目的です。

「ご近所に向かっていた風の流れを変えたい」というケースでは比較的取り入れやすい対策といえます。

「後からでも」設置しやすいのがメリット

室外機の移設は簡単ではありませんが、風向調整板は設置条件が合えば後付けできる可能性があります。

「まずはできることから対策したい」「ご近所トラブルになる前に手を打ちたい」という場合に、検討しやすい点が大きなメリットです。

設置の注意点

便利な風向調整板ですが、付け方を誤ると逆効果になることもあります。

次のポイントは必ず意識しましょう。

  • 吹き出し口に近づけすぎない
     → 風の通り道を確保することが大切です
  • 壁や天井に直接当てない
     → 熱がこもりやすく、音が大きくなる原因になることがあります
  • 「塞ぐ」ではなく「逃がす」発想で考える
     → ご近所にも植物にも負担をかけにくくなります

風向調整板は後からでも取り入れやすい反面、角度や位置によって効果に差が出やすいアイテムです。
取り付け後は、実際の風の流れを確認しながら微調整し、吹き出し口を無理にふさがないよう注意してください。

室外機の熱風トラブルは、気づいた「今」が見直しどき

室外機の熱風は、夏場になると「ご近所に風が当たってしまう」「植物が弱る・枯れる」といった思わぬトラブルにつながることがあります。

とはいえ、必ずしも室外機を移設しなくても風向調整板などで風の向きを整えることで、後から改善できるケースも少なくありません。

「うちも室外機の風が気になるかも…」
「隣家との距離が近くて、このままで大丈夫?」
「植物が枯れた原因を一度見てほしい」

そんなときは、住まいの足軽隊にご相談ください。

現地の状況(風の向き・距離・周辺環境)を確認したうえで、暮らしやご近所への配慮を大切にした対策をご提案します。

小さな気がかりの段階でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください!

お客様の声施工事例もぜひご覧ください。

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