ローンの借り方〜リフォームローン&住宅ローン〜
あなたが知りたい本当の【お金】の話〜リフォーム〜 No.4
住まいの足軽隊、森です。
前回、資金計画に関して書きましたが、誰もがリフォームをしたい!ってときに、その資金をきっちり用意できているわけではありません。
しかし、住宅の性能をupしたい!とか、家の外壁や屋根の状態を考えると早めにリフォームをしたい!という人は結構います。
今回は、そんな人が利用するであろうローンに関しての内容となります。
使わない方がいいローンの種類
おいおい、待ってくれよ。
ローンを使いたいって話をしてるのに、使わない方がいいローンなんてあるの?
って感じだと思いますが、その通りです。
まず、一般的な方が使うローンの種類はこちらです。
• 住宅ローン
• リフォームローン(銀行系)
• リフォームローン(カード系)
• 親戚ローン(身内にお金を借りる必殺技)
順番に解説しますが、あんまり使っちゃいけないのは、
リフォームローン(カード系)
です。
理由は後ほど解説します。
ローンのそれぞれのメリット、デメリット
•住宅ローン
まず、王道はこれ。
新築や中古住宅購入の際に使うことでメジャーになってますが、リフォームの時も使えます。
メリットとしては、大きな金額を借り入れることができること。そして何より金利が低いこと。
デメリットとしては、審査期間が長いこと。そして担保が必要になることが多いこと。
それぞれ、大きなメリット、デメリットですね。
状況に合わせての判断になりますが、住宅ローンを使うリフォームはかなり大規模なものになるので、
焦らずじっくり選ぶ
という観点からだと、より慎重に慣れるこの住宅ローンは選択肢に入れてもいいと思います。
•リフォームローン(銀行系)
これを選ぶ人が一番多いと思います。体感的に。
メリットとしては、審査がまぁまぁはやい。余計な手数料がかからない。担保もいらない(ことが多い)。
デメリットとしては、金利が結構高い。
基本的に、リフォームをしたいなって思って、直接銀行に行って、リフォームローンの審査を自分で手続きします。
手続きの際に、業者からの見積書やその他書類の提出を言われるので、指示されたものを持参してやりとりをしていくことになります。
50〜300万円くらいでローンを組むのであれば、一番現実的な方法です。
•リフォームローン(カード系)
これを選んじゃ良くないって言ってたけど、なんで良くないのか。
それは、めっっちゃ単純に金利が高いからです。
一番高いです。車買う時も、カード系のローンを組む人が結構いますが、かなり高い合計金額になってますよね?
それと同じです。
もちろんメリットもあります。審査がネットだけで完結することもあることです。楽ちんなんですよね。
•親戚ローン
これが金利がかからず担保もなく審査も早い最強ローンです。笑
もしかしたら、過去の自身の言動によっては審査が通らない人もいるかもしれませんね。笑
さらに、中には親戚ゆえに菓子折り代などの金利が発生する可能性もありますね。笑
ローン利用で一番重要なこと
ローンを利用する際に一番重要なことは、
「いくら借りられるか」
ではありません。
いくら借りられるかがどうでもいいことではないのですが、それよりももっと重要なのが
「毎月いくらくらい返済していけるか」
です。
ちょっとずつでもリフォーム資金を貯めてきている人なら、毎月いくらくらいなら返済していけるかっていうのが具体的に思い浮かぶというか、計算できると思います。
全く何も考えずにしてきた人は、まずは私のブログをNo.1から読んでみてください。
そして、考える順序をもう一度整理してから、正しい計画を立てましょう。
今賃貸に住んでいる人は、中古住宅購入してリフォームするってパターンだと、今払っている家賃とかを基準に考えるといいですね。
新築買うときにFP(ファイナンシャルプランナー)も最初にそうやって言ってきますよ。
まとめ
ローンも色々と種類があります。
金利の違いで、結果的に金額が10万円くらい差が出ることもザラにあります。
10万円あれば、うちならトイレを新品に交換できますよ。
エアコンを新品に交換することだってできる金額です。
そこらへんのアドバイスもしてくれる業者はなかなか少ないかもしれません。
そして、アドバイスしてきたとしても、その方法がベストとは限りません。
しっかりとあなた自身が知識をつけましょうね。
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